うなぎ蒲焼には欠かせない備長炭ですが、一般的に認められている備長炭の効果は、浄水効果・空気清浄効果・調湿効果・消臭効果・マイナスイオン効果・遠赤外線放出効果・電磁波吸着効果などです。


浄水効果!

洗剤を使わずにタワシで備長炭をきれいにします。
水から煮沸処理をし、15分位で気泡が出てきたらたらOKです。
乾燥のため 一日陰干して、後は冷水ポット等に入れるだけです。
(煮沸処理は毎回行ってください)
備長炭水はカルキ(塩素)が少なくなっているため、一日で使い切って下さい。
冷水用の麦茶パックなどと一緒に備長炭を入れないようにして下さい。

空気清浄・調湿・消臭効果・マイナスイオン効果!

調湿、消臭はもちろんですが、備長炭からはお部屋の中でも自然界と同じ調和のとれたイオン効果があると注目されています。
備長炭のおすすめ置き場所としては、一日の疲れを癒す「寝室」・勉強に集中する「子供部屋」お客様と語らう「応接間」・臭いや湿気がこもりがちな「冷蔵庫・下駄箱・押し入れ・車の中等」その他、ご老人や病人の方のお部屋にもお勧めです。

遠赤外線放出効果!

水洗いをした備長炭1〜2kgを、綿やネットの袋に入れて風呂にいれます。
遠赤外線効果で体の芯まで暖まり、湯冷めしにくくなります。
また、アルカ リイオンを含む温泉と同じ入浴効果を発揮します。
毎日使うたびに風通しのよい場所で乾燥させ、週に一度は水洗いをして下さい。

電磁波吸着効果!

コンピューターや家電製品から出る電磁波が問題になっていますが、白炭は均一に炭化されているために電導性が高く有害な電磁波の遮蔽効果があるとされています。

なぜ備長炭にそんな力があるのでしょう!                     
備長炭を電子顕微鏡で観ると、縦にも横にも通じる無数の穴で構成されているのがわかります。
穴の表面積はなんと、備長炭1グラム約300平方メートルもあり吸着力の源となっています。
更に無数の穴には微生物が住みつきやすく、水や空気の不純物を分解しているようです。 (顕微鏡 1000倍)

簡単なお手入れで効果は長持ちします!

備長炭の穴が奇麗な状態で保たれていれば吸着効果は持続しますが、
使っているうちに内部のミクロ の穴が目詰まりを起こしたり、崩れたりす
ると効果が衰えます。
備長炭と長く付き合うためには、定期的なお手入れは是非とも必要です

お手入れの仕方!

鍋に備長炭を入れ、15分間煮沸します。
細かな泡と同時に、目詰まりしていた汚れが一緒に吐き出されます。
後は乾燥させれば数ヶ月間は使いまわしができますが、用途により寿命の長さが違ってきますが、数ヶ月使って寿命がきた備長炭は、砕いて花壇や菜園の土壌改良にも利用できます。
 

備長炭の歴史!

中国から最初に日本へ白炭技術を伝来させた人物は、弘法大師空海です。
西暦804年、遣唐使の一行と共に中国に渡り長安に2年間滞在され、当時の最先端技術を学び取られる中で白炭製炭技術も 習得されました。
帰国された弘法大師は仏教の布教と共に、白炭技術やその他新しい技術を先々で広められました。

備長炭の名前の由来!

中国から日本へ伝わった木炭は黒炭・白炭と共に徐々に改良され、一時期本場中国をはるかにしのぐ炭が焼かれるようになりました。
千二百年前頃、紀南では良質の白炭が生産されるようになり、それぞれの地名をなぞった商品名で呼ばれていましたが、元禄時代に紀伊田辺の回船問屋備中屋長左衛門は、更に改良を加えたウバメガシの白炭に「備長」の名を付けて江戸に送り込みました。
この時代、良質の白炭を求めていた「うなぎ専門店」は安定した火力とうなぎの仕上がりの良さにビックリ仰天し、その名声はまたたく間に広まり「備長」は最高級白炭の代名詞となりました。

白炭と黒炭の違い!

一般的に木炭を炭質で分けると、白炭と黒炭の2種類に分けることができます。
原木の焼きかたに大きな違いはありませんが、火の消しかたにより炭質はまったく異なったものになります。

白炭!

代表的な白炭はウバメガシから作られる備長炭で、焼きの仕上げに釜の中へ空気を送り込み、温度を1300度まで上昇させます。
炭を釜から出して灰と土が混ざった消粉をかぶせて急激に冷やしますが、この時に付着する消粉の灰の白さが白炭と呼ばれる由縁です。
炭質はとても固い最高級の白炭ですが大変な手間がかかり、世界中でも白炭を焼いているのは日本を中心に中国文明の伝統を受け継いでいるアジアのごく一部の国に限られています。
高温で焼き上げられた白炭は炭素成分が非常に多く、不純物が極めて少ないため高温で火持ちが良い上に、爆跳やガスの発生も少ないのが特徴ですが、一般的に高価です。
うなぎ蒲焼には最適な炭 ということになります。
             
黒炭!

白炭と比べ炭化温度は低く、400〜700度です。
炭を釜から出さずにそのまま釜口を密閉し、冷えてから焼きあがった炭を取 り出します。
白炭と違い灰を使わず火を消すために表面が黒いので、黒炭と呼ばれています。
一般的に白炭に比べて炭質が柔らかいため、火つきがよく立ち消えもありません。
白炭に比べると安価です。
ウバメガシ(姥目樫)
ブナ科の常緑高木。
高さ8〜9メートルに達し、暖地の山地や海岸に生え幹は直立しない。

材は固く葉は小形、雄雌同株で五月頃に黄褐色の小花をつける。
果実はドングリ状で渋味少なく食用にもなる。